Raspberry Piをリモート操作するために、まずIPアドレスを固定にした
思い出の中でじっとしていてくれ
ご無沙汰しています、@Tanin_326です。
Raspberry Piでは、デフォルトでdhcpを使用しています。
dhcpだと、「ssh接続する際に、前回と違うIPアドレスが割り振られた」なんてことになりかねません。
ですので、固定IPアドレスを設定して、ssh接続では常に同じ番号を使用できるようにします。
目次
変更前の確認
IPアドレスの確認
ipコマンドで、現在のIPアドレスを確認します。
$ ip a
1: lo: mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN
link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
inet 127.0.0.1/8 scope host lo
valid_lft forever preferred_lft forever
2: eth0: mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP qlen 1000
link/ether b8:27:eb:c8:67:a8 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.0.12/24 brd 192.168.0.255 scope global eth0
valid_lft forever preferred_lft forever
今回の場合だと、「192.168.0.12」がIPアドレスとなります。
IPアドレスの変更
interfacesの編集
interfaces設定ファイルを編集して、IPアドレスの取得をdhcpから固定にします。
$ sudo vi /etc/network/interfaces
auto lo
iface lo inet loopback
#iface eth0 inet dhcp ← dhcpを削除
iface eth0 inet static ← 固定を追加
address 192.168.0.200 ← 固定IPアドレス
netmask 255.255.255.0 ← サブネットマスク
gateway 192.168.0.1 ← デフォルトゲートウェイのIPアドレス
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet dhcp
今回は、IPアドレスを「192.168.0.200」に設定しました。
resolv.confの編集
引き続いて、resolv.confを編集します。
$ sudo vi /etc/resolv.conf
nameserver 192.168.0.1 ← nameserverを変更
変更の反映と確認
Raspberry Piの再起動
再起動して、設定を反映させます。
$ sudo reboot
変更の確認
ipコマンドで、IPアドレスの変更を確認します。
$ ip a
1: lo: mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN
link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
inet 127.0.0.1/8 scope host lo
valid_lft forever preferred_lft forever
2: eth0: mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP qlen 1000
link/ether b8:27:eb:c8:67:a8 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.0.200/24 brd 192.168.0.255 scope global eth0
valid_lft forever preferred_lft forever
ちゃんと、IPアドレスが「192.168.0.200」になりました。
まとめ
ひとまず、これで下準備は整いました。
以上、@Tanin_326でした。